加工機のメンテナンスの頻度や内容について紹介!

2022.01.28

SVアルファ

「加工機のメンテナンスってどうやって行うのだろう。」
「メンテナンスをする際のポイントを教えてほしい。」
このようにお考えの方は多くいらっしゃるでしょう。
メンテナンスは機械を長く使うための重要な作業なので、適切な方法で行いたいですよね。
そこで今回は、加工機のメンテナンス頻度や内容について紹介します。

 

□メンテナンスの具体例を紹介

ここではレーザーカッターのメンテナンス方法について確認していきましょう。
具体例を知ることで大まかな作業内容を理解できるようになります。
レーザーカッターのメンテナンスは、簡単かつ短い時間で行えます。

最も行う頻度の高いメンテナンスは、レンズと反射鏡の清掃です。
こちらはレーザーカッターを8時間以上使用したのちに、行うメンテナンスです。
このメンテナンスを怠ると、切削時に発生するほこりや素材の破片が部品に付着する可能性が高まります。
レンズや反射鏡に傷をつけてしまうこともあるでしょう。

また、一部のレーザーカッターには、フィルターやダストトラップが取り付けられているものもありますよね。
これらは1週間以上連続して使用した後にメンテナンスが必要です。

さらに、レーザーカッターに活性炭フィルターがある場合は、6〜12ヶ月のサイクルで交換した方が良いでしょう。
加えて、CO2レーザーカッターの場合は、特殊なメンテナンスが必要です。
使用する機体の量が減ってきた場合にはボトルの交換が必要ですし、冷却システム内の水に含有される化学物質の割合も確認する必要があります。

 

□メンテナンスをする際のポイントと使用油の管理について紹介 

ここではメンテナンスのポイントと使用油の管理について見ていきます。
まずはどのようなポイントがあるのかを紹介します。

精度に関わるチェックポイントとしては以下を参考にしてください。
・主軸の揺れ
・送り系のバックラッシュ
・ギブの調整
・機械のレベル

動作に関わるチェックポイントとしては以下を参考にしてください。
・ファンやモーターの回転
・リミットスイッチやリレー、ランプの動作
・クラッチ、ベルトの摩耗や緩み

潤滑に関するチェックポイントとしては以下を参考にしてください。
・油の量
・油の温度
・吐出圧力
・汚れの具合
・漏れがないか

エアーに関するチェックポイントとしては以下を参考にしてください。
・圧力
・漏れがないか

そのほかの項目としては以下のような内容があります。
・フィルターが目詰まりを起こしていないか
・フィルターに汚れやゴミが溜まっていないか
・動作時に変な音がしないか
・機構部が振動したり緩んだりしないか

おそらくこれらのポイントは、取扱説明書や保守点検マニュアルの中に記載されています。
そのため、まずはそれらのテキストを参照するようにしてくださいね。
そして、チェックシートを作成して作動前に必ず点検するようにしましょう。

 

□メンテナンスの流れを紹介

ここでは実際にメンテナンスの流れをしっかりと確認しておきます。
3つの項目に分かれているので、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

・修理
こちらは機械にトラブルが発生した際に行う修復活動です。
事後保全とも呼ばれますね。
事後処理となってしまうので、部品調達に時間と費用がかかることが多いでしょう。

・定期メンテナンス
一定の期間ごとに行う点検作業です。
あらかじめ計画を立ててメンテナンスを行うのですが、定められた部分のみの点検になるので、全ての異常を発見できないこともあるでしょう。

・予防メンテナンス
こちらはトラブルが発生しないようにする予防活動です。
部品の劣化具合を確認して交換が必要な場合は、対処します。
事前に部品を調達できるので、時間と費用を抑えられます。

 

□おすすめの工作機械のクリーナーを紹介

ここまではメンテナンスの中身について詳しく紹介しました。
ここからは工作機械のクリーナーとしておすすめの機械を紹介します。

スラッジと浮上油に悩まされている方はいらっしゃいませんか。
そういった方におすすめなのが、 SV-アルファです。
こちらの機械は、スラッジと浮上油のどちらか一方だけを回収するのではなく、両方ともの一度に回収できます。

同時回収のメリットを以下にまとめておきます。
・ワゴン代車程度の大きさの装置である
省スペースかつスラッジと浮上油の回収ができるというのは非常に嬉しいメリットですよね。
また、簡単に移動させられるというのもメリットでしょう。

・浮上油分離層をスラッジが傷つけたり、目詰まりを起こしたりすることがない
フロートノズルから浮上油を回収するのですが、一度スラッジ回収ドラムを通過します。
このような構造になっているため、上記のようなトラブルが起きないようになっています。

・デリケートなワークの加工でも安心して行える
高価な刃物の破損リスクも低減できるでしょう。

 

□まとめ

今回は、加工機のメンテナンス頻度や内容について紹介しました。
紹介したメンテナンスのポイントを参考にするのは良いですが、まずは取扱説明書や保守点検マニュアルを確認してくださいね。
SV-アルファについてもっと知りたいという方はぜひ当社までご連絡ください。

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